毎日群馬展会報 第5号 〜実行委員長として〜

 毎日書道展の第65回記念として2013毎日現代書巡回 展が20年ぶりに群馬で開催されました。当時の毎日書道展を代表する先生方の作品が群馬の出品者とともに高崎シティギャラリーに展示され非常に好評を博して、これを機に毎日書道群馬展がスタートしました。ここまで毎年のことですが、審査会員で組織しています実行委員の先生方や毎日新聞前橋支局長のご協力と団結により今回第10回展を 迎えることが出来ました。

 今回の毎日書道群馬展は、まだコロナの収束が見えない中ですが出品総数132点と昨年とほぼ同じ出品となり、今回も毎日書道展出品の「審 査会員」と「会員」、公募の毎日賞・秀作賞、そして高校 生の通称「書の甲子園」で入賞・入選された作品を展示しました。審査会員・会員の作品は勿論ですが、入賞作品と特に書の甲子園で入賞・入選された高校生の作品は非常に力作揃いで、観覧された方々からも絶賛でした。若い方々に是非今後もずっと書道を続 けて楽しんで頂くよう願うばかりです。

 来年の毎日書道展は75回展を迎え、記念展として群馬で巡回展を予定しております。心新たに、貴重な書道文化の保護継承をして発展させるため、まずこの群馬展から新鮮な現代書を発信したい。

毎日書道群馬展実行委員長 上原修陽